インドネシアでの2016年度支援活動が始まりました。

[vc_row][vc_column][vc_gallery interval=”3″ images=”10895,10896,10898,10899,10897,10900″ img_size=”full”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2014年度からMalaria No More Japanではインドネシア・東ヌサ・トゥンガラ州のフローレス島シッカ県での事業の準備を進めてきました。
2016年からはカウンターパートである現地NGO「YASPEM」、スラバヤにあるアイルランガ大学熱帯病研究所(ITD:Institute of Tropical Disease)と共に、マラリアの早期発見、治療を可能にするための、各地プスケスマス、病院、検査場などと連携した情報共有システムのネットワーク構築を支援することとしました。12月、Malaria No More Japanスタッフがインドネシアに渡航し、本格的導入について打ち合わせました。
関係者による打ち合わせと実装にいたる調査では、患者が発生する遠隔地において携帯電話のアクセス状況が予想以上に大きいことを受け、SMSが通じるエリアではSMSを活用した通報および情報共有を、SMSも難しい地域では電話による通報システムを確立させることで再度調整することとなりました。
具体的には現地NGO「YASPEM」の事務所内にインドネシア語ができ、医学知識がある専門家を置き、現場からの電話またはSMSを通じた通報に対し、プスケスマスへ行くことやRDTを使用した簡易検査の実施など指示を発令、結果(審査結果、治療結果、その報告など)を随時受け付ける仕組みの導入を支援します。
なお、当初想定したGOOGLE機能を活用した情報蓄積、データ分析システムについては現地NGOに半年ほどインターン勤務をする長崎大学大学院修士院生が運営し、電話やSMSによる通報と診察結果などのデータを蓄積する、パイロットテストを実施します。
進捗は随時ウェブサイトで紹介する予定です。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]