【5/27開催】第40回(記念)マラリア談話会~ZEROマラリア2030キャンペーンを産・官・学・民・金で協働する取り組み~
「マラリア談話会」は、日本の寄生虫学者が政府のマラリア対策計画に効果的・効率的に協力していく方法を話し合う会として、1980年に第1回が発足して以来(世話人(当時):高田季久、中林敏夫、鈴木守)、日本寄生虫学会大会のサテライトミーティングとしてほぼ毎年開催されてきました。
この間、世界のマラリア対策への日本の貢献は著しく増大し、たとえば、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(Global Fund)」の創設(2002)を主導し、累積拠出額は40億5362万ドル(2021年5月11日現在)にのぼる主要ドナー国になっています。
私たち日本寄生虫学会員も、学問的なエビデンスに立脚し、わが国および世界の保健政策に個別に関わってきました。
このような学問の方途、さらには社会実装に向けての寄生虫学のありようを、私たちは学会あげて希求すべきであると考えます。
さて、昨年のマラリア談話会は、奈良春日野国際フォーラム〜I・RA・KA〜能楽堂で、第90回日本寄生虫学会大会第1日目のスポンサーセミナー(認定NPO法人Malaria No More Japan (MNMJ)共催)として開催しました。今年も、MNMJの共催で、下記の様に第40回記念の「マラリア談話会」を開催いたします。
チラシはこちらからダウンロードいただけます。
- 日 時:2022年 5月27日(金)18:00~19:00
- 場所(形式):とかちプラザ 研修室307
※北海道帯広市 JR帯広駅前
※ZOOMとのハイブリッド形式を予定 - 参加申込:こちらの参加フォームよりご登録ください。
*ZOOMでの参加申込をされた方には後日、ZOOMアクセス情報をお送りします。
講演1:「Malaria No More Japan設立10年と活動の成果」飯塚 由美子(Malaria No More Japan事務局次長)
講演2:「Malaria No More JapanのアドボカシーとZEROマラリア2030への夢」長島 美紀(Malaria No More Japan理事)
世話人を入れたトークセッション「ゼロマラリア達成のために」
世話人:
狩野 繁之(国立国際医療研究センター(NCGM) 研究所熱帯医学・マラリア研究部長)
小林 潤(琉球大学 医学部保健学科長/大学院保健学研究科長)