カーボベルデをマラリアの無い国と認定

1月13日、世界保健機関(WHO)は、北西アフリカの西沖合に位置する島国、カーボベルデ共和国をマラリアフリー国(マラリアのない国)と認定しました。これにより、WHOがマラリアフリー国と認定したのは、43カ国と1地域となりました。

アフリカ地域では、1973年にモーリシャス、2019年にアルジェリアがマラリアフリー国に認定されており、カーボベルデは3カ国目となります。

WHOは、ゼロマラリアを目指しこれまで同国で構築された感染症対策システムは、同国の保健システムの強化とデング熱など他の蚊媒介性疾患対策でも有効だとしています。また、マラリアが流行していない国や地域からの旅行者が増えることで、観光業がGDOの25%を占めるカーボベルデにとって、経済発展にもつながることが期待されています。

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